『あれ、ない！？』深夜のコンビニで気づく、コンタクト洗浄液の“ある・ない”事情

第1章：はじめに｜夜のコンビニで気づいた“コンタクト洗浄液がない”現実

「夜、突然の外泊」「旅行先で洗浄液を忘れた」「コンタクトを外したいのに洗浄液がない！」——そんな焦った経験、ありませんか？多くの人が「コンビニなら何でも売っている」と思いがち。でも実際に探してみると、コンタクト用の洗浄液や保存液は、意外と見つかりません。

特にソフトコンタクトを使用している方にとって、洗浄液は必需品。にもかかわらず、都市部の駅ナカコンビニや地方の小型店舗では、取扱いの有無に差があるのが現状です。今回はそんな「夜中に洗浄液が必要になったときどうするか？」を軸に、主要コンビニ3社の取り扱い事情、見つけやすい売り場のコツ、緊急時の対処法などをわかりやすく紹介します。

また後半では、ドラッグストアとの比較表や、代用時の注意点、体験談やQ&Aも交えて、初心者でも安心できる内容にまとめました。「いつもの生活にほんの少しの備え」を添えることで、あなたのコンタクト生活がぐんと快適になるかもしれません。

第2章：コンビニって本当にコンタクト洗浄液を売ってるの？

実際のところ、「どのコンビニでも洗浄液が買える」とは言い切れません。まず知っておきたいのは、洗浄液の取り扱いは地域差・店舗規模差が大きいということ。たとえば都心の大型店舗では見つかっても、住宅街や駅から離れたミニ店舗では扱っていないケースもあります。

また、売られているのは主に保存液タイプのミニボトルが中心で、洗浄成分入りのものは少数派。以下はよくある「買えると思って探したけど見つからなかった」例です。

ケース	よくある誤解	実際は…
駅ナカコンビニ	なんでも売ってるはず	洗浄液は非対応のことが多い
深夜帯	夜でも買えるはず	在庫補充が追いつかず欠品も
小型店舗	レジ横にあるはず	売り場がそもそも無いことも

ポイントは、「必ずある」と思い込まず、事前に店舗ごとの在庫や取り扱い傾向を知っておくこと。また、洗浄液を買う目的が「保存」なのか「洗浄」なのかも整理しておくと、より的確な商品選びができます。

第3章：主要コンビニ3社の取り扱い状況と傾向とは？

セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの3社では、取り扱っているコンタクト洗浄液の種類や有無に明確な違いがあります。それぞれの傾向を以下にまとめました。

コンビニ名	洗浄液の取扱傾向	商品名例	コメント
セブン-イレブン	店舗による／少なめ	一部PB・ロート製品など	地域差が大きい
ファミリーマート	取り扱いあり（高確率）	エピカミニ	「コンビニエピカ」で有名
ローソン	店舗により異なる	ロート製品など	ナチュラルローソンは◎

特にファミマでは「エピカミニ」が看板商品として陳列されている店舗が多く、ソフトレンズ向けの保存液として利用できます。ただし、“洗浄”ではなく“保存”用であることに注意が必要です。

また、ドラッグ併設型ローソンでは比較的品ぞろえが良い一方で、小規模店舗やキオスク系では取扱いゼロということも。目安としては、「駅ナカよりも街ナカ」の大型店舗に期待するのが正解です。

第4章：売ってる場所が違う？「見つからない」の意外な落とし穴

コンビニにコンタクト洗浄液が「ない」と思っていたら、実は売り場に気づかなかっただけということもよくあります。なぜなら、洗浄液は一般的な日用品売り場ではなく、目薬や衛生用品、旅行グッズのコーナーにひっそりと置かれていることが多いからです。

店内で探す際は、以下のエリアを重点的にチェックしてみてください。

売り場の例	特徴
目薬コーナー	小型ボトルと一緒に陳列されやすい
トラベル・携帯グッズ売り場	歯ブラシやミニシャンプーと並んでいることも
医薬部外品・衛生用品の棚	マスク・ばんそうこう付近にある場合も

また、商品自体が10〜60mLの小容量パックのため、見た目に目立たず見落としやすいのが特徴です。棚の端や、レジ横のミニコーナーに並んでいることもあるので、注意深く探しましょう。

どうしても見つからないときは、店員さんに聞くのが確実です。「コンタクトの保存液ってありますか？」とやさしく尋ねれば、在庫や場所を教えてくれることが多いです。恥ずかしがらず、遠慮なく確認するのがおすすめです。

第5章：「コンビニエピカ」ってなに？実は隠れた救世主だった！

ファミリーマートでよく見かける「エピカミニ」シリーズ。これはロート製薬が出している携帯用のコンタクト保存液で、通称「コンビニエピカ」とも呼ばれています。ソフトレンズ専用で、旅行や外出先での一時的な保存用にぴったりの商品です。

主な特徴は以下の通りです。

項目	内容
容量	10〜60mL（店舗により異なる）
価格	約200〜400円前後
使用目的	保存・すすぎ専用（洗浄機能なし）
対応レンズ	ソフトコンタクトレンズ専用

注意点として、“保存液”であって“洗浄液”ではない点が重要です。つまり、こすり洗いやレンズのタンパク除去には使えません。長期間の使用や洗浄を前提とする場合は、ドラッグストアで専用の洗浄液を購入した方が安心です。

とはいえ、急な外泊やトラブル時の**“つなぎ”としての性能は十分**。特に女性の間では「化粧ポーチにも入るサイズ感がありがたい」との声も多く、リピーターもいるほどです。

第6章：保存液と洗浄液の違い、ちゃんと理解してる？

コンタクトを使っている人でも、意外と知らないのが「保存液と洗浄液の違い」です。この2つを混同して使ってしまうと、レンズの清潔が保てなかったり、目のトラブルにつながることもあります。

基本的な違いを整理してみましょう。

項目	保存液	洗浄液
主な目的	レンズの保存・すすぎ	レンズのこすり洗い・汚れ除去
成分	安定化・抗菌中心	洗浄成分・タンパク分解酵素など含む
使用頻度	装着前後	洗浄時（毎晩）
代用の可否	応急処置に使用OK	代用不可、必須ケア製品

コンビニで売られているのは、ほとんどが「保存液」タイプ。うっかりそれを「洗浄もできる」と思ってしまうと、レンズの汚れや雑菌が残ってしまう恐れがあります。

特に長時間使用する人や、目のトラブルが起こりやすい方は、洗浄液と保存液の併用が基本です。外出先では保存液でしのぎつつ、自宅ではしっかり洗浄液でケアするという使い分けを意識しましょう。

第7章：【表で解説】コンビニで買えるコンタクト洗浄液の種類と価格一覧

コンビニで販売されているコンタクト洗浄液は、主に携帯用の小容量タイプです。ドラッグストアに比べると種類は少ないものの、急なトラブル時には便利な存在。以下に、主要3社でよく見かける商品の種類と価格をまとめました。

コンビニ名	商品名	容量	価格（税込）	特徴
セブン-イレブン	ロートソフトワンミニ	約60mL	約300円	ソフト専用保存液、簡易型
ファミリーマート	エピカミニ（保存液）	約40mL	約260円	ソフト専用、人気定番品
ローソン	ロートCキューブシリーズ	約60mL	約350円	一部は洗浄成分入り

上記は一例であり、地域・店舗・時期によって異なる場合があります。また、同じ商品でもコンビニではやや割高になる傾向があります。

コンビニで買う洗浄液は、あくまでも**“一時しのぎ”として活用するのがおすすめ**。自宅で使用するものは、容量や成分を重視して選ぶとよいでしょう。

出先で見つけたらストックしておくのも◎。特にファミマの「エピカミニ」は取扱率が高く、旅行や外出のお供に最適な1本です。

第8章：「売ってなかったらどうしよう？」困った時の対処法3選

もしもコンビニで洗浄液が見つからなかった場合、あわてずに行動することが大切です。以下は、実際に多くの人が活用している代替手段ベスト3です。

近くのドラッグストア・スーパーを探す
大手ドラッグストアでは、種類豊富な洗浄液が揃っています。Googleマップやナビアプリで「コンタクト洗浄液ドラッグストア」と検索すると、在庫のある店舗が見つかる可能性も。
コンビニの店員さんに聞いてみる
系列店舗や近隣にある他店での取り扱いを教えてもらえることもあります。意外と「ローソン〇〇店には置いてますよ」などの情報が得られることも。
宿泊施設・カプセルホテルなどで借りる
宿泊先によっては、コンタクトユーザー向けに洗浄液やケースを貸し出しているところも。フロントで相談してみると、意外な救済があるかもしれません。

コンタクトユーザーなら、こうした情報をあらかじめ知っておくことで、いざという時の心のゆとりが生まれます。特に夜間や地方では選択肢が限られるため、少しの備えとリサーチが安心につながります。

第9章：応急処置はできる？洗浄液がないときに“やっていいこと・ダメなこと”

コンタクト洗浄液が手元にないとき、やむを得ず応急処置を考えることもあるかもしれません。ただし、方法によっては眼の健康に深刻なリスクを伴うため、正しい知識が重要です。

以下に、「応急処置として使えるもの／NGなもの」をまとめました。

方法	安全性	説明
生理食塩水（市販）	△条件付きでOK	保存にはOK、洗浄は不可
水道水	×絶対NG	雑菌リスク大、角膜炎の危険
精製水（防腐剤なし）	△限定的	保存目的なら一時的に可
目薬	×代用不可	成分が異なり目に刺激も
自作の食塩水	×推奨不可	濃度調整が難しく不衛生

特に注意したいのが、「水道水で保存」は絶対NGという点。たとえ一晩だけでも、レンズの表面に微生物が付着し、目のトラブルの原因となります。

もし安全な保存方法がない場合は、無理せずレンズを処分し、翌日新しいレンズに替える判断も必要です。「もったいない」気持ちよりも、目の健康を最優先にしましょう。

第10章：旅行・出張・外出時におすすめの“持ち歩きセット”とは？

外出先で洗浄液が手に入らない事態を防ぐには、自分で「携帯セット」を用意しておくのが一番です。コンパクトで軽いものを選べば、荷物を増やさずに安心を持ち歩けます。

おすすめの携帯アイテムは以下の通りです。

持ち物	理由・特徴
ミニ洗浄液（30〜60mL）	コンビニ品をストックしておくと◎
ソフトコンタクト用ケース	忘れがちなので専用で1個キープ
綿棒・ティッシュ	清潔な手で取り扱うための必需品
ポーチ	水濡れ防止＆まとめ収納に便利
使い捨てコンタクト（予備）	万一の際の安心要素として

特に100均や無印良品では、旅行用に最適なミニボトルやケース類が多数揃っています。普段のバッグやポーチに「ちょこっと忍ばせる」ことで、トラブル時に助かること間違いなしです。

また、1DAYタイプの使い捨てレンズを数枚入れておくと、「保存液がないなら交換しよう」という選択肢も持てます。衛生面・目の負担の軽減という意味でも、備えがあると心の余裕が生まれます。

第11章：【体験談】コンタクト洗浄液を忘れて詰んだ人たちの話

実際に「洗浄液がなくて困った！」という経験をした方々の体験談を集めてみました。ちょっとした気の緩みが、大きなストレスになることも。失敗談から学ぶのが、最大の予防策です。

名前	体験内容
Aさん（30代女性）	出張先のホテルで洗浄液がなく、仕方なく裸眼で1日過ごしました。目が乾いて仕事に集中できず、翌日すぐドラッグストアで買い込みました。
Bさん（20代男性）	コンビニで買えばいいと思って持参せず…売っておらず、泣く泣くその場でレンズを捨てることに。予備の1DAYも持っておらず困りました。
Cさん（40代女性）	飛行機の中でコンタクトを外したくなり、でも液もケースも持っておらず、CAさんに事情を話して水だけもらいましたが…翌朝、目が真っ赤に。
Dさん（50代男性）	宿泊先のフロントで相談したら、簡易的な保存液とケースを無料提供してもらえました。困ったらまず聞いてみるのが大切だと感じました。
Eさん（20代女性）	友達の家にお泊まりしたとき、洗浄液がなかったけど、友達がミニボトルを常備していて助かりました。それ以来、私もバッグに入れてます。